「小谷栄次 倉敷ガラス展」 2014/6/14(土)〜 6/29(日)

2014年6月2日

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民芸の町として知られる岡山県倉敷市。
民芸とは、柳宗悦氏が称えた「無名の職人が作った機能的うつしく、
廉価で丈夫な日用品を使って日々の生活を充実させよう」という考え方のこと。
その民芸のひとつとして生まれたのが「倉敷ガラス」です。

倉敷民藝館初代館長 外村吉之介氏がメキシコのガラスを基に
小谷真三氏に依頼したのがはじまりです。
手探りの状態から試行錯誤を繰り返し、
なんとか独自の技法でコップを完成させました。
日用品としてのうつくしさや使いやすさが認められ、
後に外村吉之介氏によって「倉敷ガラス」と命名されました。

小谷栄次氏は吹きガラスの第一人者ある父、小谷真三氏のもとで、
その腕を磨き三十年以上倉敷ガラスを作り伝統を守り続けています。
ひとつひとつ丁寧に制作する倉敷ガラスは、
それぞれが違う表情と味わいを持っています。

冷たく輝くガラスですが、
独特の柔らかな質感で手に馴染みやすく、
素朴な感じの中にぬくもりがあります。
雑貨屋イリケでは小谷栄次氏が制作した様々な作品を展示、販売致します。
丁寧に作られた作品を、ぜひこの機会に雑貨屋イリケでご覧ください。

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