「ミツロウキャンドルとハチミツ展」

2012年10月16日

 

今週末(10月20日土曜日)からミツロウキャンドルとハチミツ展を開催します。岐阜県垂井町にある春日養蜂場が真面目につくるハチミツ、そしてハチミツを採取する際にできるミツロウ、そのミツロウからつくるミツロウキャンドルを多数展示します。

 

養蜂は自然と密接に関わっています。蜂がハチミツを集めるのですが花がないとハチミツは採れません。当たり前のことですが、とても重要なことです。そして、年中ハチミツが採れる花が咲き誇っている場所は実はそんなにありません。そのため、普通養蜂家は蜜の採れる花を求めて全国を旅します。特に有名なのが、北海道です。自然の宝庫ですので、夏には全国から養蜂家が集ります。ですが、春日養蜂場は日本で唯一同じ場所で四季折々の花から蜜を採取している養蜂場です。垂井町は原生の自然が豊富で、花を求めて旅をしなくても、その場所で蜜を採取することができるのです。

 

原生のハチミツを採取する際に必ずできるのがミツロウです。ミツバチが巣を形取のに必要なものです。それは、ミツバチの体内から出される特別な蝋です。ミツバチが口から出すものなので量も限られています。そのミツロウを濾過し汚れ等を除去したあとの綺麗な原料から作るキャンドルがミツロウキャンドルです。純自然原料から作られるミツロウキャンドルは世界中の人から愛されています。夜の長い北欧では、食卓をこのミツロウキャンドルの明かりで灯す事はよくある光景です。

 

私達が普段口にするハチミツ。ほとんどは中国等からの輸入品に頼っています。その輸入と比べると、純国産のハチミツはかなりお高いお品です。150gで1,000円程もします。四季折々の花が奏でる上品な味も驚きですが、それよりも、養蜂家が真面目に時間をかけて、そして食の安全を考え作り出すハチミツは値段では買えない大きな価値があると思います。

 

また、その蜜から作られるミツロウキャンドルは唯一無比の世界でたった1つのキャンドルです。キャンドル作家の和田さんが、精魂込めて1つ1つ作ります。もし、食卓等、キャンドルの灯でと思われる方がいましたら、是非この1本をお使い下さい。きっといつもとは違うキャンドルナイトをお過ごし頂けると思います。

 

雑貨イリケは「もう1つの選択」を皆様に紹介し続けます。普段何気なく使う道具やものに焦点を当て、その原点を探ります。そして、その原点を知る事で次、何かものを使う時、或は買う時にふと立ち止まり「これでいいかな?」と一瞬でも考えることの大切さを皆様と共有したいと思います。

 

また、今回の展示イベントをするにあたり、11月3日(土)18時から「秋の夜長・ミツロウキャンドルの語りべ」と題し春日養蜂場の方、そしてキャンドル作家の和田さんを雑貨屋イリケにお迎えし、養蜂についてのお話、そして和田さんを講師として皆さんと一緒にミツロウキャンドルを作りたいと思います。参加は無料ですので、ご興味のございます方はご参加下さいませ。ただ、事前予約が必要となります。5組様限定の「語りべ」となります。ご参加希望はinfo@ilikes.jpまでメールをお送り下さいませ。ご返信で空き状況等をお知らせ致します。

 

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